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伝統とは、形のないもの。けれども時として、記憶や記録のなかに、脈々と受け継がれるスピリットをたどることができます。
130余年の当園の歴史をもっとも長く見つめてきたのは二代目会長の中村喜勇。秋晴れの庭で、今回は昔語りをご披露します。
ところで会長の後ろに見えるのが、その姿で歴史を語るボイラー。煉瓦づくりの生葉を蒸すこの機械、昭和40年頃まで立派な現役でした。「こんなボイラーは昔もいまも、県下に二つとないね」。その稀少性は、久邇宮様(昭和天皇の皇后様のお兄様)にご覧いただいたことでも、価値をましたのではないでしょうか。
昭和21年のある日、どこから当園の話をお聞きになったのか、その賓客はふらりとお立ち寄りになったのです。「工場をご覧になり、2階でお茶を飲まれてなぁ。新聞記者が慌てて飛んできたときは、もうお帰りになった後だったよ」。その話を裏づけるように、古い写真が何枚も残っています。なかには遠くビルマからの使節団も。当時アメリカやソ連と貿易も行っていた私どもの、これが異文化交流の最初でしょうか。
さて記録に残る伝統の一端をご紹介してきましたが、それよりお伝えしたいのが初代・中村米作より受け継がれてきたお茶づくりへの情熱です。「お客さまに喜ばれるお茶をつくりたい」一心で努める先代の姿を記憶に刻みながら二代目、三代目、そして現在は四代目まで。私どもの家訓は「努力」と「度胸」。伝統を頑固に守りつつ、ときには次郎長ゆかりの地・清水の茶園らしく「度胸」をもって、時代とお客さまに求められる新しい魅力をお届けしてまいります。


お茶への愛情と伝統を受け継ぐこころで、茶葉の栽培から収穫、製造、販売までを一括管理。
本当に納得・満足いただける「安全品質」をお届けしています。
おいしいはもちろん、安全で安心できる当園のお茶を、ぜひご賞味ください。
■会社概要
| 社名 |
株式会社中村米作商店 |
| 創業 |
明治10年 |
| 所在地 |
〒424-0038
静岡県静岡市清水区西久保531 |
| 電話 |
(0543)66-0501 |
| FAX |
(0543)65-8877 |
| 資本金 |
1,000万円 |
| 役員 |
代表取締役 中村滋利 |
| 取引銀行 |
静岡銀行 清水中央支店 |
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